【講演会レポート】

侍ジャパン白井一幸ヘッドコーチが語る

才能を伸ばす『聞く力』と、人を育てるコーチング

先日、「侍ジャパンのヘッドコーチ・白井一幸さん」による講演会
『才能を伸ばすための聞く力 〜人を育てるコーチング・自分をやる気にさせるメンタルコーチング〜』
に参加してきました。

90分という限られた時間でしたが、内容の濃さと学びの深さに、
あっという間に時間が過ぎてしまうほどの貴重な講演でした。

① チーム全員が「ゴール・目的・目標」を共有する大切さ

白井コーチは、まず目的と目標の違いについて話されました。

「目標」は数字や結果としての“到達点”。
一方で「目的」は、“なぜそれを目指すのか”という存在意義や想い。

2023年WBCでの岡本選手のエピソードを交えながら、
「強い目的意識が人を動かす」という言葉がとても印象に残りました。
岡本選手がチームのために戦う姿勢は、まさに“目的”が明確だったからこそ。

② 役割と責任を全うする力

次に話題は「役割と責任」について。

白井コーチは、ヌートバー選手の全力疾走を例に挙げ、
「どんなプレーにも意味があり、自分の役割を全力で果たすことが
チーム全体の力になる」と語られました。

一人ひとりの“責任の全う”が、チームの信頼を生み出す。
その言葉に、スポーツだけでなく仕事や日常にも通じる深さを感じました。

③ 組織全体のゴールに焦点を合わせる

白井コーチが特に強調されていたのが、
**「個人ではなく組織のゴールに焦点を合わせる」**という考え方。

チェコ戦をきっかけにチームが一体となり、
“侍ジャパン”としての自覚がより強くなったという話や、
栗山監督が大切にしていた「凡事徹底」の姿勢から生まれた村上選手のサヨナラ勝ちに繋がった話

あの時の感動が思い出されました。

さらに、大谷翔平選手のあの名言の裏側にある
“チームのために行動する想い”にも触れられました。

聞いていて胸が熱くなり、改めて「チームの力とは何か」を考えさせられました。

合間での裏側の話がとても面白く
選手のことがよくわかりました。

■聞く力とコーチングの本質

白井コーチの言葉の中で印象的だったのが、
「コーチングとは、相手を“理解する”ことから始まる」という一言。

相手の話を“聞く力”が、人を育て、やる気を引き出す。
これはスポーツの世界に限らず、私たちの日常や仕事にも
そのまま通じる考え方だと強く感じました。
学びをこれからに活かして
90分が本当にあっという間。
白井コーチの言葉一つひとつに“人を育てる情熱”が込められていて、
とても貴重な時間となりました。

今回の学びを、これからの仕事や日常の中でも生かしていきたいと思います。

🏟️ 白井一幸さん講演会

テーマ: 才能を伸ばすための『聞く力』
サブテーマ: 人を育てるコーチング・自分をやる気にさせるメンタルコーチング

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