第2回沖縄ストレッチ研修レポート|技術指導と徒手検査のスキルアップ
大手ストレッチ専門店で同時期にストレッチ研修を受けていた鈴木紘平さん。
前回の沖縄ストレッチ研修から時が経ち、再び沖縄の地で第2回ストレッチ研修が行われました。今回は、より実践的な技術指導や徒手検査のスキルアップを目指し、さらに深い学びを得る貴重な時間となりました。
沖縄ストレッチ研修の目的とテーマ
今回の研修では、前回の研修で得たスキルをさらに深化させるとともに、施術における課題解決力を高めることを目標としました。特に、お客様からの悩みを的確に聞き取り、具体的な対策を提示できるスキルを重視しました。
技術指導とストレッチスキルアップ
研修内容として、症状別や部位別に分けた技術指導が行われました。特に以下のポイントに重点を置き、施術者としてのスキルを磨きました。
- 手技指導(うつ伏せ・座位)
- 肩甲骨ストレッチのスキルアップとバリエーション
- 競技特性を考慮した施術法
施術者として重要な「身体の特徴の理解」にも取り組み、性別や体格に応じた見立てを強化しました。例えば、肩の高さや骨盤の高さ、足のつま先の開き具合など、細かなポイントを確認しながらアプローチを探りました。
身体の特徴に基づく施術のポイント
体型や性別ごとの違いを理解し、施術の質を高めることも重要なテーマでした。
具体的には、
- 男性・女性の身体の特徴
- 体格の違い(筋肉質、痩せ型、体格の良い方など)
- 肩の高さ、骨盤の位置、足のつま先の開き
- 腰椎の前傾・後傾
これらの特徴を見極めることで、より的確な施術が可能になります。
検査法と徒手検査のスキルアップ
技術指導に加えて、身体の動きを正確に把握するための検査法についても学びました。
簡単な検査法
- 頚部・肩部・胸郭の可動域検査
- 前屈や開脚などの動作チェック
徒手検査
- 神経根の検査(ジャクソン、スパーリング、イートンテスト)
- 胸郭出口症候群の検査(アレン、モーリー、アドソン、エデン、ライトテスト)
- 肩関節周囲炎の確認(ヤーガソンテスト、スピードテスト、ダウバーン徴候、ペインフルアーク徴候、ドロップアームサイン)
肩関節の評価と障害対策
- 五十肩(肩関節周囲炎)へのアプローチ
- 肩甲上腕リズムの理解
特に、スポーツ障害への理解も深め、テニス肘やゴルフ肘、ジャンパー膝、シンスプリントなどの原因や対処法について具体的な知識を身につけました。
- テニス肘、ゴルフ肘、野球肘
- 疲労骨折、ジャンパー膝、シンスプリント
- アキレス腱炎、足底筋膜炎、腰痛(腰椎分離症、椎間板ヘルニア、仙腸関節炎)
研修を通して、特に、スポーツ障害への理解も深め、テニス肘やゴルフ肘、ジャンパー膝、シンスプリントなどの原因や対処法について、ストレッチボックススタッフも含め、具体的な施術知識に対する理解が深まりました。
沖縄でのリフレッシュと観光体験
研修後は、沖縄の観光地を巡り、心身共にリフレッシュする時間も設けられました。北谷のアメリカンビレッジや首里城を訪れ、地元の食文化にも触れました。
特に、キングタコスのタコライスやA&Wのルートビアは沖縄ならではの味わいです。
また、夜はUVERworldのライブ「ENIGMASIS TOUR 〜真太郎 生誕祭〜」に参加し、ストレッチボックスのスタッフと共に盛り上がり、研修後の親睦を深めました。
研修を終えて|Stretch boxはストレッチを文化に
第2回沖縄ストレッチ研修は、技術の向上と知識の深掘りを目的とした充実した内容でした。
D-Fields(ディーフィールズ)鍼灸マッサージ治療院では研修を終えた今後も、学んだ技術を活かし、お客様一人ひとりに寄り添った施術を提供してまいります。
次回の研修にも、さらなる技術研鑽を目指し、取り組んでまいります。
お身体の不調・痛みなどありましたらお気軽にご質問・ご相談ください