ハリエンジュ治療院でのストレッチ研修レポート|肩こり・腰痛改善に効果的な技術習得
2022年5月16日、東京・新宿にある東洋医学鍼灸マッサージ ハリエンジュ治療院にて、ストレッチ研修を実施しました。
今回ご依頼くださったのは、院長の瀬川浩央先生。学生時代から共に切磋琢磨してきた友人でもあり、今もなお技術交流を続けている大切な仲間です。
研修の様子やストレッチ技術の効果、治療院に導入するメリットを詳しくご紹介します。
さらに、セルフケアに活かせる簡単ストレッチや、実際の臨床事例も取り上げています。
瀬川先生とハリエンジュ治療院
瀬川先生は、美容鍼や薄毛治療(AGA・円形脱毛症)など幅広い施術を手がけ、東京・新宿で多くの患者さんから信頼を得ている治療家です。
学生時代から真摯に学び、鍼・灸・マッサージの練習を夜遅くまで続けていた姿は今も記憶に残っています。卒業後もキャンプや研修などを通じて交流を続け、今回新たに「ストレッチ研修」を通じて技術の幅を広げる機会をいただきました。
ストレッチ研修の目的と効果
現代人の多くは、デスクワークやスマートフォンの使用による姿勢不良や運動不足から、肩こり・腰痛・頭痛・坐骨神経痛などの症状に悩まされています。
ストレッチを施術に取り入れることで、以下の効果が期待できます。
- 筋肉の柔軟性向上と血流促進
- 姿勢改善(猫背・巻き肩の解消)
- 肩こり・腰痛・頭痛など慢性症状の緩和
- スポーツパフォーマンスの向上
- 冷えやむくみといった体質改善
研修では、解剖学に基づいた「治療的ストレッチ」を習得できるため、即臨床に活かせる内容になっています。
部位別ストレッチ技術の解説
簡単な検査法
- 長時間のデスクワークで固まった肩周りを緩める
- 肩の浮きを改善し、正しい姿勢へ導く
- 巻き肩が原因の頭痛や肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)のリハビリに有効
簡単な検査法
- 股関節の柔軟性を高め、腰痛の予防と改善
- ハムストリングを伸ばし、坐骨神経痛をケア
- 骨盤の前傾・後傾を整えて姿勢を改善
- 冷えやむくみ、鼠径部の詰まりを軽減
全身への効果
ストレッチにより関節可動域が広がると、日常生活の動作(立ち上がる・歩く・物を持つ)がスムーズになり、生活の質が向上します。
鍼灸・マッサージとの相乗効果
ストレッチは、鍼灸やマッサージと非常に相性が良い施術です。
- 鍼灸で筋肉の深部を緩める
- マッサージで血流を促進する
- ストレッチで関節可動域を広げる
これらを組み合わせることで、施術効果が持続しやすくなり、患者さんの満足度も向上します。
セルフケアにおすすめの簡単ストレッチ
肩甲骨ほぐしストレッチ
- 両手を前で組み、腕を伸ばす
- 息を吐きながら背中を丸め、肩甲骨を左右に開く
👉 デスクワーク中のリフレッシュに効果的です
股関節ストレッチ(開脚ひねり)
- 座って両足を大きく開脚
- 体をひねりながら片手を反対の足先に伸ばす
👉 腰痛予防や柔軟性アップにおすすめです
太もも裏ストレッチ(椅子で簡単)
- 椅子に浅く座り、片足を前に伸ばす
- 背筋を伸ばして体を前に倒す
👉 長時間の立ち仕事や歩行疲労に効果的です
実際の患者さん事例
ケース1:慢性的な肩こりと頭痛
ケース2:腰痛に悩む中高年男性
60代男性。慢性的な腰痛で趣味のゴルフを諦めていました。股関節とハムストリングのストレッチを重点的に行い、3ヶ月後にはラウンドを再開できるまで回復。
ケース3:スポーツパフォーマンス向上
高校サッカー部員。股関節の硬さからダッシュ時に痛みが出ていました。PNFストレッチを取り入れることで可動域が改善し、スピード向上を実感。
当院のストレッチ研修プログラム
- 筋膜リリース
- スタティックストレッチ(静的)
- ダイナミックストレッチ(動的)
- PNFストレッチ(神経筋促通法)
解剖学に基づいた正しい手技を習得し、肩こり・腰痛・坐骨神経痛などの症状に対応できる技術を提供します。
研修を終えて
今回のハリエンジュ治療院での研修では、肩甲骨や股関節を中心としたストレッチ技術を共有し、肩こり・腰痛・姿勢改善に役立つ手技を習得していただきました。身体に触ることが慣れているので習得スピードはとんでもなく早かったです🙇♂️
ストレッチは患者さんに即効性のある効果を提供できるだけでなく、鍼灸やマッサージと組み合わせることでさらに高い相乗効果を発揮します。
当院では、整骨院・治療院・整体院などでのストレッチ研修のご依頼もお受けしております。「患者さんの満足度を上げたい」「治療の幅を広げたい」とお考えの先生方は、当院のストレッチ研修をご活用ください。
お身体の不調・痛みなどありましたらお気軽にご質問・ご相談ください